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高梨沙羅 メダル逃す 追い風? テレマーク? [スポーツ]

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ソチ五輪でジャンプ女子が行われ、金メダルが期待された高梨沙羅選手は4位に終わりました。
1本目で3位につけた高梨選手は、2本目も伸ばせず、4位という結果でした。
やはり重圧があったのでしょうか?それともほかに原因があるのでしょうか?

今シーズンW杯で圧倒的な強さをみせる高梨選手は、当然メダルをとるだろうと思われていました。
なんといっても今シーズン、表彰台を逃したことがありませんでしたからね。
プレッシャーで失敗するということもあまり考えませんでしたね。

しかし五輪の雰囲気はやはり違ったようです。国民の期待もすごいですし、マスコミも日本選手団のメダル獲得数を予想し合っていました。
しかも試合開始時点で日本のメダルはゼロでしたから、その重圧は想像を絶するものがあったと思います。

プレッシャーに加え、ジャンプ台の形状の影響もありそうです。
従来のジャンプ台は、まっすぐ下っていき踏み切り付近で急激に角度が変わるような形状です。
しかしソチの台は、最新の規格に沿って作られており、スタート地点から踏み切りまで緩やかに角度が変化していくような形状です。

従来の台の場合、踏み切り付近で下向きのGを感じ、踏み切りのタイミングをつかむことが出来ました。
新型の台の場合、常に下向きのGを感じながら滑り降りるため、タイミングがつかみづらいようです。
そのため、踏み切りのタイミングがずれた可能性があります。
また、助走速度も出にくいということもあるらしいです。
今回もメダルをとった選手たちに比べ、高梨選手の助走速度は少し遅かったようです。

また、風の影響もありました。
ソチのジャンプ台では、風向きが目まぐるしく変化するようです。
メダルをとった選手たちのときは向かい風だったのが、高梨選手のときは追い風でした。
現在のジャンプ競技では、ウィンドファクターというのがあり、向かい風だとマイナス、追い風だとプラスの
点が与えられますが、それでも向かい風のほうがやはり有利なようです。
追い風だと着地寸前に落とされる感じになるようで、テレマークも入れづらいそうです。

実際、3位の選手と飛距離だけを比較すると高梨選手が勝っています。テレマークの有無による飛型点の
差で負けたといえるかもしれません。

条件的に不利だったという理由もありますが、いつもの高梨選手だったらそれでも勝っていたような気がします。
やはり、そこに重圧が加わったということでしょう。
とくダネ!の小倉さんも、プレッシャーをかけてしまい申し訳なかったみたいなことを言っていました。

試合後、高梨選手が泣いていてかわいそうでした。山田いずみコーチも泣いていましたね。
まだ若いのでこれからもどんどんレベルアップしていくと思います。
さらなる活躍を期待したいですね。

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