カーリング日本選手権 女子は中部電力が4連覇! [スポーツ]
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女子は中部電力が6-3で北海道銀行に快勝し、4連覇を達成しました。
中部電力は北海道銀行がソチ五輪に出場するまで、日本の女子を引っ張ってきました。
決勝は五輪後でつかれも見える相手のミスにも乗じて快勝。
サード市川は
「(国内予選で敗れた)昨年9月の雪辱を果たし、応援してくれた人の前で手を振ることができてよかった」
と目を潤ませました。
第2エンドで2点を先制し、第6エンドに相手のスキップ小笠原のショットが乱れて1点をスチールし、勝利に大きく前進。
最終第10エンド途中で相手がギブアップすると、市川と同じ2008年入社で1期生の控え佐藤と長岡コーチもスタンドから降りてきて6人の歓喜の輪ができました。
ソチ五輪出場を目標に発足した中部電力は、バンクーバー五輪後に台頭したものの、昨年秋の国内予選で敗退。
選手たちは20代前半と若く、重圧から本来のプレーができませんでした。
スキップ藤沢は「自分の頼りなさを感じ、落ち込んで、カーリングから離れたい時期があった」と明かしました。
電力業界は厳しい経営状況が続き、中部電力も同じころから電気料金の値上げや社員給与の2割削減の動きが出ました。
競技にほぼ専念していた選手は五輪に届かなかったことで本来のフルタイム勤務に復帰。
ただ、「練習時間は減ったけれど自分たちの中のモヤモヤが消えた」(市川)と選手は客観的に競技や仲間を捉え直して再集結しました。
中部電力は今春以降、選手構成や指導体制が変わる可能性があります。
中部電力は会社主導でチームを発足し、軽井沢町の競技関係者の協力を得て歩んできました。
これからの発展に期待です。
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タグ:カーリング日本選手権 中部電力