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ノルディック複合 渡部曉斗 銀メダル 荻原健司絶叫 次晴号泣 [スポーツ]

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ソチ五輪代6日、ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルが行われ、
渡部曉斗選手が銀メダルを獲得しました。
ノルディック複合では、団体で2連覇し、河野孝典さんが個人2位となった
1994年のリレハンメル五輪以来、20年ぶりのメダルとなりました。

前半飛躍で2位につけ、後半距離でも粘って2位を獲得しました。
前半トップのエリック・フレンツェル選手が優勝しました。
後半距離をトップと6秒差でスタートした渡部選手はすぐにフレンツェルに追いつき、
2人でトップ争いを演じました。
終盤に渡部選手がスパートしましたが、再度かわされました。

かつてキング・オブ・スキーと呼ばれた荻原健司さんは、前半飛躍で大きくリードし
後半距離で逃げ切るスタイルでした。
渡部選手は「僕が理想とするのは、前半飛躍だけでなく後半距離もトップで勝つこと」
と、バランスの取れた強さがあります。

白馬高2年で2006年トリノ五輪に出場した翌シーズンが、競技者としての転機と
なりました。ワールドカップ開幕戦の1週間前、飛躍の練習中に転倒して右手首を
骨折。「調子に乗っていた。コーチとうまくいかず、むかつき、集中力がなかった」。
そんな時期、人生初の大けがでした。

ですが、日本チームの先輩たちから向けられたのは厳しい言葉。「お前のそういう
態度が、けがを生んだんじゃないのか」。それを聞き、とげをなくすよう努力し、
周囲の言葉に耳を傾けるようになりました。

河野コーチと話し合い、勝負の鍵を握る後半距離の目指す方向が固まりました。
「無駄な動きがないようにする技術で走ったほうが速いんだろう」。雪面から受ける
力をスピードに変えるという、今の持ち味につながりました。

社会人デビューは華々しいものでした。1年目の一昨期、ワールドカップで初勝利
を含む4勝を挙げ、個人総合で2位に入りました。しかし、昨季はワールドカップ
個人総合3位に食い込んだものの未勝利。2年に1度の世界選手権世界選手権も
4位が3度とメダルは高い壁でした。

昨季はスーツに関するルール変更の影響もあり、前半飛躍で出遅れる試合が
目立ちました。助走姿勢で尻の高さ、顔の向き、踏み切り時の股関節の稼働などを
意識しました。「助走速度が上がり、高い位置に飛び出せれば空中感覚が使える」。
飛躍を立て直すと、夏場のグランプリで初めて総合優勝。今期のワールドカップも
既に5度、表彰台に上がっています。

「今が一番じゃなくてもいいや、とずっと思っていた少年時代だった。目指している
ものにいつか到達すれば、今負けている相手にもいつか勝てる」。

日々の努力が実を結んだのですね。
感動しました。

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